月別: 2019年10月

朝食、健康的食事

栄養価の高い食物は健康に悪い食物より環境に良い【研究】

ミネソタ大学によって公表された新たな研究では、健康的な食事の広域な導入は、農業や食料生産による環境への影響を大きく低下させる事が明らかにされました。動物肉などの食べ物は環境面・健康面共に悪い影響を及ぼす一方で、健康に良い影響がある食べ物は環境への影響も非常に少ないものであったと結論づけています。
じゃがいも・いも

トレーニング中のじゃがいもの摂取はカーボサプリメントと同じ位有効【研究】

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校にによる研究では、トレーニング中にピューレ状にしたじゃがいもを摂取した場合、商品として販売されている炭水化物サプリメント(カーボドリンク・カーボジェル等)と同様な血糖値維持効果とパフォーマンス向上効果があった事が示されています。
養殖業・海洋養殖

魚介養殖の生産量はGDPと文化レベルに対応している【研究】

海洋栽培や海洋養殖としてい知られている魚介類の農業は世界でトレンド化していますが、その開発の軌跡に関してはあまり知られていません。フロリダ州立大学の研究者らは、海洋養殖業と他の要素を関連づけることで、海洋養殖が政治的・経済的状況の形成要因の一つとして捉える見方を示しています。
脳内メカニズム・神経回路・脳内修復

習慣的な茶の摂取は脳内効率の向上につながる【研究】

Impact Journals LLCによる研究では、脳内構造に対する茶の摂取の影響を調べるべく、被験者の茶の摂取歴と機能的・構造的ネットワークの調査を進められ、半球非対称性(人間に通常見られる右脳・左脳の差異)の抑制が確認されました。茶の摂取は、ネットワークの構築が改善される結果として認知機能の保持につながることが示唆されています。
コース料理

イギリスのレストランチェーンの食事は衝撃的なほどにカロリーが高い【研究】

リバプール大学による研究によると、イギリスのレストランチェーンで出される前菜やサイドディッシュ、デザートは非常にカロリーが高く、ほんの少数だけが健康推奨基準に則していることが判明しました。更に、殆どのレストランではカロリー表示や栄養成分表示が提供されていないことも明らかになっています。
ダイエット・脂肪燃焼

ダイエットの後の体重維持は循環代謝系の改善に繋がる【研究】

アメリカのタフツ大学による研究では、ダイエットの後に体重を維持していた被験者は、体重が増加した個人に比べて、コレステロール値や血圧、腹囲などの循環代謝疾患(肥満、糖尿病など)のリスク要因を安定・改善させることができていたことが判明しています。
きのこ

キノコを食べることで前立腺がんのリスク低下に繋がる【研究】

東北大学による初の大規模な実験では、36000人の成人男性を被験者として10年以上の期間にわたって研究を行った結果、キノコの摂取は前立腺がんのリスクを低下させる働きがあることが明らかになりました。キノコにはビタミンやミネラルのほかに、エルゴチオネイン等の抗酸化物質も多く含まれています。