Impact Journals LLCによる研究では、脳内構造に対する茶の摂取の影響を調べるべく、被験者の茶の摂取歴と機能的・構造的ネットワークの調査を進められ、半球非対称性(人間に通常見られる右脳・左脳の差異)の抑制が確認されました。

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習慣的な茶の摂取は脳内効率の向上につながる

脳内メカニズム・神経回路

今回の研究では、茶の摂取の結果として、構造的接続ネットワークにおける脳内非対称性の抑制が確認されることが判明しています。機能的ネットワークへの影響は確認されていません。

今日では、茶の摂取は世界中の至る所で様様々な方法で行われており、特に煎茶や茶の成分が入った製品は、中国や日本を中心としてアジアの国々では非常に慣れ親しまれています。

茶に含まれている個々の成分が認知能力の保持・認知機能の低下の阻害などの役割と関連していることが様々な研究で支持されている一方で、成分をここに摂取した場合には、健康効果が半減されてしまう、もしくはなくなってしまい、成分が組み合わされた場合にのみ顕著な効果が現れたことを報告している研究も公表されています。

つまり、茶の抽出物(又は茶の成分が入った製品等)を摂取するよりも、茶そのままの状態で摂取した場合の方が効果が高いことが指摘されていることになります。

しかし、これらの研究では神経認知・神経心理学からの観点による茶の影響を調査しており、脳内の全体構造と部分構造における脳内相互接続性を包括的に調査した研究は、今までに行われてきませんでした

茶の摂取が脳内構造への影響を及ぼすことで、ネットワーク構築がより効率化され、認知・認識が改善されることを明確に示した研究は今回が初めてとなり、これから構造的・機能的な脳内構造への理解がより深まることが期待されています。

参考文献

  • Li, Junhua., et al. (2019). Habitual tea drinking modulates brain efficiency: evidence from brain connectivity evaluation. Aging. DOI: 10.18632/aging.102023