原因不明のめまいは知覚障害の可能性【研究】 公開日:2019-08-07 病気・疾患研究 原因不明のめまいを覚える人は多くの医者を訪れてきましたが、体内器官になにも異常はなく、症状の原因がわからないままになっていました。しかし今回の実験によって、脳の感覚運動信号の処理の問題がめまいの症状を引き起こしている可能性が示唆されています。 続きを読む
世界中で4人に一人が結核になる可能性【研究】 公開日:2019-08-05 病気・疾患研究 結核は結核菌(mycobacterium tuberculosis)によって引き起こされ、毎年1000万人の人々に発症が見られ、200万人ほどの死者を記録している感染病です。先日オーフス大学と同大学付属病院によって行われた研究は、世界中で4人に一人は結核の細菌を体内に持っている可能性を示唆しています。 続きを読む
ダークチョコレートはうつ病予防・改善に効果的【研究】 公開日:2019-08-04 栄養研究 UCL(ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン)によって引率された研究では、ダークチョコレートの摂取はうつ病などの症状に対して予防・改善効果がある事が示されました。チョコレートには多くの抗酸化物質が含まれており、健康効果への評価も高いものでしたが、うつ病との因果関係を調査した横断研究は今回の研究が初めてです。 続きを読む
ゲームアプリは瞑想アプリよりストレス解放に効果的【研究】 公開日:2019-08-03 健康研究 ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンとバース大学の二校により行われた研究により、スマートフォンで使われるようなデジタルゲームは、瞑想・マインドフルネスのアプリよりも、仕事後のストレス解放に効果的である事が示唆されています。 続きを読む
男性における体重不名誉(Weight Stigma)の健康被害【研究】 公開日:2019-08-02 健康研究 コネチカット大学によって行われた最新の研究では、社会的な肥満の烙印(Weight Stigma、体重不名誉とも)によって、男性の健康が損なわれる事が示唆されています。体重を不名誉に感じる事は、肥満の人々の肉体的・精神的な健康被害と関係しているおり、今回の研究では、肥満男性の40%が体重不名誉を感じている事が判明しています。 続きを読む
レスベラトロールとホスホジエストラーゼ4の関係性と抗うつ作用【研究】 公開日:2019-08-01 健康研究 ニューヨーク州立大学バッファロー校に率いられて行われた研究によれば、赤ワイン等に含まれるポリフェノールの一種「レスベラトロール」は、ストレスコントロールに関係する酵素の表出を抑制することで、抗ストレス作用を示す事が分かりました。 続きを読む
肝胆道交配種前駆細胞(HHyP)と肝臓移植の未来【研究】 公開日:2019-07-31 健康研究 キングスカレッジロンドンの研究者は、肝胆道交配種前駆細胞(hepatobiliary hybrid progenitor、以下HHyP)と呼ばれる、肝臓組織の再生成を行う可能性がある細胞を発見しました。この細胞は肝臓障害・疾患によって必要とされる肝臓移植の代用となる可能性が期待されています。 続きを読む
5時間以上のスマートフォンの使用は肥満の原因に【研究】 公開日:2019-07-29 健康生活習慣研究 American College of Cardiologyによって公表された研究によると、一日に5時間以上スマートフォンを使っていた大学の学生は、肥満のリスクが43%高まり、心臓病に繋がる生活習慣との結びつきも強い事が […] 続きを読む
ビタミンDのインスリン感受性の改善効果【研究】 公開日:2019-07-28 栄養研究 European Journal of Endocrinologyにて公表された研究によると、初期糖尿病患者における長期間のビタミンDの摂取は、インスリン感受性と糖代謝を改善する事で、糖尿病の症状を進行を阻害・改善する可能性がある事を示唆しています。ビタミンDとインスリン感受性に関する長期・多人数での研究は今回が初めてとなります。 続きを読む
トレーニングにおける脳由来神経栄養因子の働き【研究】 公開日:2019-07-27 トレーニング研究 脳由来神経栄養因子(BDNF)は、筋肉の中でトレーニングにおいて遅筋繊維を速筋繊維に変換させる役割を持っています。今回行われた研究では、この因子は筋繊維から放出され、筋肉・シナプスどちらの細胞でも働くことが結果として報告されています。加齢による筋委縮を抑える役割も同じように示されています。 続きを読む