Journal of Internal Medicineにて公表された新たな研究によると、コーヒーを多く飲む事で胆石が体内で生成される過程を予防する効果がある可能性が示されています。
コーヒーの摂取は胆石の予防になる可能性
研究では、104,493人の被験者が調査の対象としており、一日に6杯以上のコーヒーを飲んでいる被験者は、飲んでいない被験者に比べて胆石のリスクが23%低い事が判明しています。
一日に一杯多くコーヒーを飲む場合、胆石のリスクは3%低くなり、コーヒー消費量の増加に関連した遺伝変形を持つ被験者はより低い胆石のリスクであった事が明らかにされています。
研究で明らかにされたのは相関関係だけですが、胆石形成をコーヒーが阻害する可能性があるメカニズムを強調しています。
参考文献
- Nordesgaard, A.T., et al. (2019). Coffee intake protects against symptomatic gallstone disease in the general population: a Mendelian randomization study. Journal of Internal Medicine. DOI: 10.1111/joim.12970