脳内メカニズム・神経回路・脳内修復

ストレスの食欲抑制を統制する神経回路の発見【研究】

今回テキサス大学ヒューストン校の摂食障害の研究者によって行われた研究では、マウスにおいてストレスレベルを上げ、食欲を下げる特定の神経回路を発見した事が報告されています。研究結果は、神経性無食欲症(anorexia nervosa)と呼ばれる摂食障害への治療開発へと貢献する可能性があります。
ライ麦・グルテン

ライ麦タンパク質の発見法とセリアック病【研究】

グルテンフリーのラベルを貼った商品は昨今多くありますが、セリアック病の人々害を及ぼす可能性がある微量の穀物が含まれている可能性があります。研究者らは、まだ研究が十分に成されていないライ麦に焦点を当て、麦中に特定的に含まれるグルテンタンパク質の発見する質量分析法ベースのアプローチを確立しました。
森林減少

熱帯地域の保護には食習慣の変更が必用【研究】

エディンバラ大学とカールスルーエ工科大学の研究者によって、肉・乳製品の消費が減少しなければ、世界中の熱帯地域の約4分の一が21世紀の終わりに無くなることが示唆されています。肉類・乳製品は他の製品の生産に比べて土地・水利用が多く、温室効果ガスの排出量も多い事が知られています。
クルミ

クルミが潰瘍性大腸炎から体を守る可能性【研究】

コネチカット大学とテキサスA&M大学の共同研究では、クルミの潰瘍性大腸炎から体を守る働きの可能性が示唆されています。潰瘍性大腸炎とは、胃腸管の慢性的炎症から引き起こされる炎症性腸疾患(IBD)の一種です。アメリカ疫病予防管理センターによると、2015年にIBDと診断されたアメリカ成人は300万人にのぼります。
ファストフード・ハンバーガー

ファストフード店が多い場所ほど心臓発作の確率が高くなる【研究】

オーストラリアのニューキャッスル大学の研究者によって発表された論文にでは、ファストフード店が多い地域ほど心臓発作が多く起こる事が示されています。研究では一つファストフードの店が増えるごとに、毎年10万人のうち4件の心臓発作が増えていた事も明らかにしています。
ストレス・不安感・疲労

ストレスや不安感は必ずしも体に悪いものではない

多くの人はストレスや不安感をネガティブで悪いものだと捉えがちですが、アメリカ心理学会にて行われた発表によると、心理学者はストレスと不安感は避けられるものではなく、日々の生活の中で害よりも益をもたらすものであるという認識があることが指摘されています。
記憶・認知能力・脳

食事から摂れるコリンは認知症予防に効果的【研究】

東フィンランド大学の研究者によって行われた研究は、卵や肉類に主に含まれる、ホスファチジルコリンの食事からの摂取と認知症のリスクの低下との関連性を調べた初めての研究となりました。ホスファチジルコリンは認知機能の向上にも関わっている事が研究で示されています。