「健康」の記事一覧

脳内メカニズム・神経回路・脳内修復

ストレスの食欲抑制を統制する神経回路の発見【研究】

今回テキサス大学ヒューストン校の摂食障害の研究者によって行われた研究では、マウスにおいてストレスレベルを上げ、食欲を下げる特定の神経回路を発見した事が報告されています。研究結果は、神経性無食欲症(anorexia nervosa)と呼ばれる摂食障害への治療開発へと貢献する可能性があります。
クルミ

クルミが潰瘍性大腸炎から体を守る可能性【研究】

コネチカット大学とテキサスA&M大学の共同研究では、クルミの潰瘍性大腸炎から体を守る働きの可能性が示唆されています。潰瘍性大腸炎とは、胃腸管の慢性的炎症から引き起こされる炎症性腸疾患(IBD)の一種です。アメリカ疫病予防管理センターによると、2015年にIBDと診断されたアメリカ成人は300万人にのぼります。
ストレス・不安感・疲労

ストレスや不安感は必ずしも体に悪いものではない

多くの人はストレスや不安感をネガティブで悪いものだと捉えがちですが、アメリカ心理学会にて行われた発表によると、心理学者はストレスと不安感は避けられるものではなく、日々の生活の中で害よりも益をもたらすものであるという認識があることが指摘されています。
記憶・認知能力・脳

食事から摂れるコリンは認知症予防に効果的【研究】

東フィンランド大学の研究者によって行われた研究は、卵や肉類に主に含まれる、ホスファチジルコリンの食事からの摂取と認知症のリスクの低下との関連性を調べた初めての研究となりました。ホスファチジルコリンは認知機能の向上にも関わっている事が研究で示されています。
食物砂漠

スプロール現象によって「食物砂漠」ができている【研究】

テキサス大学アーリントン校の研究者によって行われた研究は、スプロール現象が、アメリカ合衆国全体で都市部での「食物砂漠」の形成へと引導している事を示唆しています。食物砂漠とは、スーパーマーケットや健康食品店などへの食品店にアクセスが無い低所得地域を指し、都市部の無秩序な拡大によって起きている現象です。
ジョギング・ランニング・有酸素運動

肥満遺伝子を持つ人が肥満を防ぐにはジョギング等が有効【研究】

台湾国立大学の研究者グループによって行われた研究は、肥満になりやすくなる遺伝子を持つ人が体重増加を回避するために有効な運動の種類を発見しました。5つの肥満測定要素によって調査した結果、ジョギングや山登り、ウォーキングといった種類の運動は、肥満遺伝子を持つ人には有効である事が明らかになっています。
体力測定

体力測定は時間の無駄である【研究】

ルイジアナ州立大学とアデルフィ大学の学者たちによって行われた研究によって、体力測定を行う事によって生徒たちの体育の授業に対する態度は殆ど変わらず、学生たちの多くにとってカリキュラム外の体力測定は時間の無駄である事が示されています。