「食事」の記事一覧

脂肪・肥満・エイジング

健康的に生きるために:肥満に対処する食事

肥満と呼ばれる生活習慣病は、心臓病や糖尿病、脳卒中などの他の病気の原因にもなり、深刻な症状として世界中で認知されています。日本では肥満と診断されることはなくとも、「肥満予備軍」の方は多くいます。生活習慣が乱れることで誰でも肥満になる可能性があるため、事前に予防するための方法を知っておくことはとても大切です。この記事ではどのような食生活を行えば肥満に対処・防止できるのかを説明しています。
高脂質・脂肪の食事

高脂肪食の腸管細胞の機能停止とインスリン抵抗性への関係性【研究】

脂肪を多く含んだ食事はアシネトバクターと呼ばれる腸内細菌を増やす事で、腸内の細胞(腸管内分泌細胞)の機能を完全に停止させ、脳などの体の部位とのコミュニケーションを断絶してしまう事が、ゼブラフィッシュを用いた研究で判明しました。この機能停止が原因となって、高脂肪食とインスリン抵抗性などの代謝機能障害との関係性がより助長されている可能性が示唆されています。
コース料理

イギリスのレストランチェーンの食事は衝撃的なほどにカロリーが高い【研究】

リバプール大学による研究によると、イギリスのレストランチェーンで出される前菜やサイドディッシュ、デザートは非常にカロリーが高く、ほんの少数だけが健康推奨基準に則していることが判明しました。更に、殆どのレストランではカロリー表示や栄養成分表示が提供されていないことも明らかになっています。
きのこ

キノコを食べることで前立腺がんのリスク低下に繋がる【研究】

東北大学による初の大規模な実験では、36000人の成人男性を被験者として10年以上の期間にわたって研究を行った結果、キノコの摂取は前立腺がんのリスクを低下させる働きがあることが明らかになりました。キノコにはビタミンやミネラルのほかに、エルゴチオネイン等の抗酸化物質も多く含まれています。
果糖・果物

果糖を多く含む食事は脂肪代謝の低下の原因に【研究】

ジョスリン糖尿病センターによる研究では、食事から多くの果糖を摂取した場合、肝臓の脂肪代謝機能を阻害する(太りやすくさせる)影響が発見されました。この影響は果糖だけに見られ、グルコース(ブドウ糖)が多い食事は、相反して肝臓の脂肪燃焼機能を改善する働きがある事が判明しています。